栄養相談とは
日々の食生活の多くは生活習慣病と深いかかわりを持っています。当院では、良好な栄養状態を維持するために、栄養および食生活についておひとりおひとりのライフスタイルや病気の状態に合わせた栄養相談を実施しています。一般的な献立のレクチャーだけでなく、治療に応じた食事療法を日々の生活の中で継続して続けられるように、患者様と一緒に考えアドバイスを行います。
当院には、管理栄養士(糖尿病療養指導士、病態専門管理栄養士)が常に勤務しています。実際に何を食べたらよいかわからない、自分に合った食事の量を知りたい等、お食事のことで気になることやお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。
- なお、現在管理栄養士の勤務日が曜日限定になっており、実施できる日に限りがあります。
外来栄養食事指導
- 対象疾患
- 糖尿病、高血圧、脂質異常症などで医師が食事療法を必要と判断した方 ※
- 時間
- 30分程度
- 内容
- 普段のお食事内容をもとに、治療内容に合わせたお食事の提案や食生活のアドバイス。
- 医師の指示が必要となります。ご希望の際は、診察時に医師へご相談ください。
1日1600kcal(キロカロリー)の方の献立例(昼食)
献立例 1
- しらすと大葉のまぜごはん
- 夏野菜の豚しゃぶ コンソメジュレかけ
- クリームチーズ白和え
- オクラともずくのねばねばスープ
- ヨーグルトと野菜ジュースシャーベット
[1食あたりの栄養素量]
エネルギー 581kcal、たんぱく質 27.6g、塩分 1.9g
献立例 2
- 野菜たっぷりキッシュ
- サラダ~レモンドレッシング~
- たことなすのトマト煮
- ココアプリン
[1食あたりの栄養素量]
エネルギー 560kcal、たんぱく質 30.1g、塩分 2.4g
- これらの献立は、本院(愛川つつじ糖尿病内科)で行っている調理実習で実際に作成した献立です。